予告の本棚 3/3

『無限の本棚〈増殖版〉』の増殖原稿、最後の紹介は巻末に収録した伊集院光さんとの対談です。TBSラジオ伊集院光とらじおと」には、わたしも水曜日の人気コーナー「アレコード」にたびたび出演させていただいています。

f:id:pontenna:20180304134829j:plain

■増殖の3

ラジオのリスナーならご存知の通り、伊集院さんは変なレコード(アレコード、おバ歌謡)はもちろんのこと、町歩きで見つけたいろんな珍物件を写真に撮ったり、変なカルタを集めたりするなど、実はコレクターとしても非常にユニークな視点を持っている方なんですね。

この機会に、そのへんの話をぜひ聞いてみたいということで、多忙なスケジュールの合間をぬって時間を割いていただきました。いちおう「対談」という形をとってはいますが、出てくるエピソードがいちいちおもしろくて、しかも磨き上げられた話術にぼくなんかが太刀打ちできるはずもなく、実際には伊集院さんへのインタビューみたいなものですね。

コレクションというテーマで芸能人が話すと、どうしても物量やその価値に話が向かってしまいがちですが、伊集院さんの場合はまったく違うベクトルに向かっているのが素晴らしかったです。紙幅の都合で大幅にカットせざるを得ませんでしたが、それでもおもしろさは保証します。

それから、今回は文庫用にあとがきも書き直しました。よく、書籍が文庫化されたときに元本の「あとがき」を再録したあとに「文庫版あとがき」が続くものがあります。あれ、なんかクドい感じがしてぼくはあんまり好きじゃないんですよ。それで、今回は元本のあとがきは掲載せずに、あらためて文庫版のためのあとがきを書き起しました。

伊集院さんとの対談は、あとがきを入稿したあとに行われたので、氏への謝辞をあとがきで延べることができませんでした。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

というわけで『無限の本棚 〜手放す時代の蒐集論〜〈増殖版〉』は、ちくま文庫に生まれ変わって本日発売です。トークイベント、サイン会、なんでもやりますので、版元(筑摩書房)でもわたしに直接でもかまいませんので、遠慮なく声をかけてやってください。どうぞ、よろしくお願いします。

予告の本棚 2/3

2月28日のツイッターでこんなことをつぶやいた。

この最後のフレーズ「欲しいなあ、無限の印税」というのはダブルミーニングになっていて、前回も書いた通り、元本の『無限の本棚』においては、いまに至るまでまったく報酬をいただけていません。こんどの文庫版が売れることで、初めてぼくはこの本に関する報酬を受け取れるのです。

だから皆さんも、「とみさわの野郎、同じネタで何度も商売しやがって」などとは思わず、どうか文庫版も買っていただきたい。

皆さんにぼくからできることは、新しいネタを提供することだけ。今日も新たな書き下し原稿について紹介します。

f:id:pontenna:20180304134725j:plain

■増殖の2

今回の文庫化にあたって、コレクター3人のインタビューを掲載しています。インタビューをするにあたり、当初は、ぼくがおもしろいと思うコレクションをしている人に話を聞きにいけばいいだろう、くらいに考えていたんですが、途中で考えをあらためました。

ぼくは本文の中でたびたび「自分よりすごいコレクターと出会ったらそのコレクションをやめてしまう」と書いています。だったら、その「ぼくにコレクションをやめさせた人物」に話を聞きにいったほうが断然おもしろいじゃん!

それで、一人目は「ぼくに顔出し看板のコレクションをやめさせた男」である、いぢちひろゆきさん。二人目は「ぼくにドリフグッズのコレクションをやめさせた男」の神戸顕一さん、三人目は「ぼくに野球カードのコレクションをやめさせた男」のしゅりんぷ池田さん(正確には彼のせいで野球カードを集めるのをやめたわけではないのですが)。というお三方に話を聞いてきました。

テーマはなんであれ、やっぱりコレクターに話を聞くのはおもしろいです。集め方、並べ方、新たに集めているもの、ライバルの存在、いま集めているもの……。三者三様におもしろい話が聞けました。お三方のおかげで、今回の文庫版はこれまで以上に読み応えのあるものになったはずです。

またまた明日に続く!

予告の本棚 1/3

アスペクトより刊行した拙著『無限の本棚』が、3月6日にちくま文庫として発売されます。まだ元本を刊行してから2年しか経っていないということもあり、今回の文庫化にあたっては大量に書き下し原稿を加え、『無限の本棚〈増殖版〉』としました。

「同じ本で何度も商売しやがって!」というご意見もあるかと思います。でも、そこにはやむを得ない事情もあるのです。詳しいことは省略しますが、著者であるとみさわ昭仁は、元のアスペクト版『無限の本棚』に関して、いまだ一銭も原稿料をいただけていません(これで事情を察してください)。

元本はすでに版元との出版契約を解除したので、現在は絶版です(あるのは在庫のみ)。けれど、著者としては『無限の本棚』をこのまま終わりにはしたくなかったので、必死の思いで別の版元を探しました。その結果、ありがたいことに筑摩書房さんが受け入れてくれました。そして今回の文庫化が実現したというわけです。

増殖した原稿(通常は増補と呼ぶところですが『無限の本棚』にはこのほうが相応しいと考え〈増殖〉としました)について、今日から3日間にわたって紹介していきます。

f:id:pontenna:20180304134626j:plain

■増殖の1
第2章「コレクター人生」に、「映画のチラシ集めブーム」という項目を書き下しました。ぼくが中学生のとき、映画のチラシを集めるのが大流行したんですね。第一次チラシブームだと思います。その頃のエピソードを書きました。

第3章「コレクターという人種」では、すでに書いてあった「集めたくなる理由」という項目に、新たに「パスポートもどき」と「道の駅きっぷ」のことを書き加えました。なんじゃそれ? と思われるかもしれませんが、読んでみてのお楽しみということで。

第5章「ブックオフの愉しみ方」の最後には、コラムをひとつ追加しました。元本ではチラッとしか触れなかった「マイブック」コレクションについて、それが具体的にどんなコレクションなのかをちょっと踏み込んだ形で紹介しています。

そして最終章「無限の本棚」では、ぼくが手帳や情報活用にハマっていた時代のことを「情報蒐集狂時代」として、パソコンとの出会いを「スマホ前夜のコレクター」として、それぞれ書き下ろして加えました。

さらに巻末には、元本でも載せようと思っていながら頁数の都合で掲載をあきらめた「とみさわ蒐集年表」(ぼくがこれまで何を集めてきたのか、そのすべてをつまびらかにした年表)を掲載しています。

どうですか? これだけでも、あらためて読んでみたくなってきませんか? でも、増補(増補)原稿はこれだけじゃないのです。

明日に続く!

発表!アーカイブック2017

すっかり遅くなっちゃったな。本当は2017年の年末か、せめて年が明けても1月のうちに発表すべきだったんだけど、もう2月。英語で言ったらヘブラリーですよ。おならの推進力でぶらり旅。

えー、アーカイブックとは「何らかのコレクションをまとめた書物」あるいは「何らかの蒐集家がコレクションについて書いた書物」または「それに類するもの」のこと。まあ、どこからどこまでをアーカイブックと呼ぶかは、おれが決める。で、ベスト・オブ・アーカイブックとは、それらの年間ベストを発表していくという活動である。

さっそく、2017年に発行されたそれらの中から、ベスト・オブ・アーカイブックを発表しよう。まずは10位から!

■10位『日本のZINEについて知ってることすべて』

タイトルが示す通り、日本で発行されたZINE(自費出版物)のほぼすべてを網羅した大著。『アイデア』での同名連載を書籍化したもので、ぼくはここに掲載された8誌に関わっており、つくづくミニコミ育ちなんだなあと自分の人生を振り返った。

■9位『幻の未発売ゲームを追え!』

ゲームの研究書もずいぶん出版されるようになったが、未発売ゲームや没ゲームをまとめた本というのは意外なことにこれまでなかった。しかし、この本で一発目に出てくるのがぼくも開発に参加していた『メタルマックス ワイルドアイズ』というところに、つくづく自分の人生を(以下略)。

■8位『のらもじ まちに出よう もじを探そう』

のらもじ まちに出よう もじを探そう

のらもじ まちに出よう もじを探そう

町の看板や装飾テントにある独自の文字(のらもじ)を採取し、書体の癖を分析して文字フォント化するというプロジェクト。路上観察趣味は多々あるが、その一歩先をいった感じが楽しい。

■7位『エロゲー文化研究概論 増補改訂版』

エロゲー文化研究概論 増補改訂版

エロゲー文化研究概論 増補改訂版

エロゲー35年の歴史を時代に沿って紹介している本。この分野のゲームには一切興味がないぼくでも非常に興味深く読むことができた。

■6位『もにゅキャラ巡礼』

もにゅキャラ巡礼 銅像になったマンガ&アニメキャラたち

もにゅキャラ巡礼 銅像になったマンガ&アニメキャラたち

日本全国にある漫画やアニメのキャラクター像を撮影蒐集して紹介した本。ただの観察紀行で終わらせずに、たとえば上井草にあるガンダム像の右手を高村光太郎の「手」と比較してみるなど、アーカイブックの理想がそこにある。

■5位『巨乳の誕生』

昨年の「アーカイブック2016」では『痴女の誕生』が3位に入った安田理央氏の続刊がこれ。本人は巨乳好きではないと言っているが、よくぞここまで調べ上げたものだと感服する。さて、次は何の誕生を掘り下げてくれるのか……?

■4位『捨てられないTシャツ』

捨てられないTシャツ (単行本)

捨てられないTシャツ (単行本)

アーカイブック界のドン・都築響一氏の企画力が冴えわたる名著。氏の出世作とも言える『TOKYO STYLE』がそうであったように、そこにいないはずの持ち主が見えてくる筆致は見事と言うしかない。

■3位『1000のプロレスレコードを持つ男』

ただのコレクション自慢でなく、その曲が入場テーマに選ばれた背景などをきちんと語っているため、プロレスのことをまるで知らないぼくでも非常に楽しめた。読了後に「今年のアーカイブックベストテン入りは確実」と書いたが、見事ベスト3に入った。

■2位『全国版 あの日のエロ本自販機探訪記』

全国版 あの日のエロ本自販機探訪記

全国版 あの日のエロ本自販機探訪記

日本中にかろうじて残存しているエロ本の自販機小屋を調査した本。住所情報などないものを、ほんの少しのヒントから場所を特定していき、Googleマップストリートビューでポイントを特定し、実際に現地まで行って写真を撮るという、気が遠くなるような手間をかけた本。アーカイブックの中では群を抜いた労作だ。

■1位『ジャパニーズチップ展 図録』

f:id:pontenna:20180208210852j:plain

飲食店で食事をした客が食後に箸袋で折った“何か”。それを「ごちそうさま」の感謝の意思表示と捉えて「ジャパニーズチップ」と命名し、全国様々な飲食店から蒐集した展示会の図録である。これには本当に脱帽した。図録も素晴らしいのだけど、そもそもこれを集めようと思いついた着眼点が素晴らしい。蒐集主の辰巳雄基氏はこの活動をコレクションではなく、あくまでもアート活動としてやっているようだが、ぼくはプロ・コレクターとして久しぶりに嫉妬した。

 

というわけでベスト・オブ・アーカイブック2017でした。では、また来年!

CGD vol.25 アレコード・オンリー 3時間スペシャル!!

千駄木のBar Issheeが、渋谷での開業から今年で10周年を迎える。それを記念して1月14日(日)から21日(日)までの一週間は、おなじみのアーティストたちによるライブが連日行われるのだ(Bar Isshee 10周年記念ウィーク)。

f:id:pontenna:20180115141818j:plain f:id:pontenna:20180115141857j:plain f:id:pontenna:20180115141942j:plain

奇しくも、その期間中の16日(火)はとみさわの月イチ珍歌謡DJイベント「CRAZY GROOVE DONUTS」の日でもあるので、ぼくもBar Issheeへの感謝の意味を込めて、いつもとはちょっと違う形でDJをやろうと思う。

題して「CGD vol.25 アレコード・オンリー 3時間スペシャル!!」

f:id:pontenna:20180115142118j:plain f:id:pontenna:20180115142137j:plain f:id:pontenna:20180115142204j:plain

とみさわも何度かゲストに呼んでいただいているTBSラジオ伊集院光とらじおと」の人気コーナー「アレコード」でオンエアされた曲だけを、ノンストップで3時間ひたすらかけ続けるのだー!

f:id:pontenna:20180115142301j:plain f:id:pontenna:20180115142345j:plain f:id:pontenna:20180115142430j:plain

これまでに、とみさわが同コーナーでかけた『腹話術エレジー』『ボンド小唄』『オートバイ野郎』『イッシー音頭』といった名曲はもちろんのこと、他の出演者がかけた曲もじつはたくさん持っていたりするんだぜ。

f:id:pontenna:20180115142534j:plain f:id:pontenna:20180115142629j:plain f:id:pontenna:20180115142641j:plain

3時間延々と続くアレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレ・アレな音の洪水を浴びにくるがいい!

f:id:pontenna:20180115142754j:plain f:id:pontenna:20180115142809j:plain f:id:pontenna:20180115142822j:plain

当日は、新宿御苑の隠れバー「浮かぶ」のシブメグ・ママによるフードもあるので、お腹が減っていても大丈夫。DJは夜8時スタートだけど、7時半くらいから店には入れるはずなので、早めに来て飲んでいていただいてもOKです!

浮かぶ - ホーム | Facebook

12月16日(土)は「ファミマガエイジス」!

2011年にスタートしたゲーム雑誌トークライブ「ヒッポンエイジス」。一緒に企画を立ち上げた盟友・成沢大輔の早世によって一旦は終了としていましたが、もう一人“あの頃”のファミコン雑誌で共に仕事した仲間であり、『ファミリーコンピュータmagazine』の二代目編集長・山本直人さんと「ファミマガエイジス」として、いちど限りの復活をさせることにしました。

開催は2017年12月16日(土曜)ということで、もう来週末ですよ。場所はおなじみ阿佐ヶ谷ロフトA、お昼の部(OPEN 12:00 / START 13:00〜)での開催です。

f:id:pontenna:20171208185515j:plain

出演は山本直人とみさわ昭仁の他に、声優の影山貴広さんがMCを担当。スペシャルゲストには『ファミマガ』で金田一技彦として活躍していた三浦昭彦さんと、ディスくんのコミックを描いてくれていた漫画家の嵩瀬ひろしさんもご出演! あの頃の、誌面づくりの裏話を3部構成でたっぷり3時間お話しします。

f:id:pontenna:20171208190040j:plain

当日は、本イベントオリジナルのファミマガフードとして「ディスくんカレー(黄)」と「ブラックカレー(黒)」の他に、ファミマガドリンクの「仙人ソーダ(ノンアル)」と「仙人サワー(焼酎)」の4種類も準備しています。この4種には、嵩瀬さん描き下ろしイラスト(↑)を使用したコースターが付いてきます。また、サイン色紙のプレゼントもありますよ!

そしてもうひとつ。やはり『ファミマガ』に関係のある人物が、シークレットゲストとしてそれとなく桟敷席にいるという噂……。

まだ若干お席に余裕があるようですので、迷ってる方はぜひこの機会にチケットのご予約を!→ 「ファミマガエイジス」 – LOFT PROJECT SCHEDULE

『レコード越しの戦後史』の「成長するもくじ」

現在、水道橋博士メールマガジン『メルマ旬報』でとみさわは『レコード越しの戦後史』という記事を連載しています。これは昭和20年の終戦から天皇崩御によって昭和が終わったあの日までを、流行歌と共に振り返るというものです。

月1回の更新(とみさわの記事が掲載されているのは毎月20日に配信される“る組”)で、いちどに2本の記事を掲載しています(今後、増減する可能性あり)。

この連載のことをひとりでも多くの方に知っていただくために、ここに目次を掲載しておきます。といっても、最初からすべての項目をここで公開するわけではありません。メルマ旬報に掲載されるたびに、そのタイトルを追記していきます。つまり、毎月少しづつもくじが成長していくのです。

記載されているタイトルに興味を抱き、読んでみたいと思ったなら、ぜひとも『メルマ旬報』の購読をお願いします。月3回(毎月10日/20日/30日)発行、月額500円(税込)です。

 

『レコード越しの戦後史』もくじ 

第1章「終戦からの復興」編

  1. 復興の唄は戦前から書かれていた(リンゴの唄/並木路子
  2. 故国からの旅立ちと帰還の唄(かえり船/田端義男)
  3. 還らぬ息子を想う母の歌(岸壁の母/菊池章子、他)
  4. 焼け跡に咲く悲しみの花(星の流れに/菊池章子
  5. 焦土に咲いた夢のひとひら(宝くじ音頭/島倉千代子
  6. そびえ立つ復興のシンボル(東京333米/ミラクル・ヴォイス)

第2章「国民のヒーロー」編

  1. 街頭に炸裂する空手チョップ(嗚呼 力道山/小泉まさみ、他)
  2. オリンピックの顔と顔(東京五輪音頭/三橋美智、也)
  3. 馬場と猪木、BI砲の時代(満州里小唄/ジャイアント馬場、他)
  4. 歌う女子プロレス(必殺勉強野郎/マッハ文朱、他)
  5. 王と長嶋、ON砲の時代(巨人軍の歌/若山彰、他)
  6. 土俵から出たミリオンヒット(そんな夕子にほれました/増位山、他)

第3章「戦争の忘れ形見」編

  1. 安保、平和を願う魂の叫び(戦争を知らない子供たち、他)
  2. 還ってきた日本兵(お帰りなさい横井さん/林伊佐緒、他)
  3. 日本と中国の友好の使者(パンパカパンダ/小松方正、他)
  4. とり残された孤児の歌(遥か日本よ、故郷よ/川奈稔、他)
  5. 沖縄の忘れられた約束(沖縄ベイ・ブルース/DTBWB、他)
  6. さい果てに未練を残す北方の島(さい果て島未練/細川たかし、他)

第4章「高度経済成長の時代」編

  1. 高度成長を支えた出稼ぎの唄(常磐炭坑節/赤坂小梅、他)
  2. 電力不足解消のための一大事業(あゝダムの町/三浦洸一
  3. モーレツ社員へのカウンター(無責任一代男/植木等
  4. 交通網の発達(東海節/小林旭、他)
  5. 社会発展による弊害(帰ってきたヨッパライ/ソルティ・シュガー、他)
  6. 高度成長期の終焉とバブル経済(領収書/パワーズ、他)

第5章「戦後事件史」編

  1. 吉展ちゃん誘拐事件(かえしておくれ 今すぐに/ザ・ピーナッツ、他)
  2. 三億円強奪事件(府中捕物控/アルフィー、他)
  3. 連続射殺魔事件(愛して欲しい/連続射殺魔)
  4. 三島由紀夫割腹自決(起て!紅の若き獅子/三島由紀夫と楯の會、他)
  5. 連合赤軍あさま山荘事件(お湯をかけたら/藤本房子
  6. コインロッカーベイビー(ダスターシュート・ベイビー/畑中葉子
  7. ロッキード疑獄事件(ブラック ピーナッツ/細野晴臣
  8. 横浜米軍機墜落事件(いとしいあした/雪村いづみ、他)
  9. 金属バット殺人事件(金属バット/STIGMA)
  10. 疑惑の銃弾事件(恋のぼんちシート/ザ・ぼんち
  11. 羽田沖日航機逆噴射事件(逆噴射・家族借景/ひとし&カツヤ)
  12. グリコ・森永事件(かい人21面相のテーマ/ミハエル・ロマーノフ)

第6章「流行あれこれ」編

  1. 人々を夢中にさせたマスコット(だっこちゃん音頭/ペコちゃん、他)
  2. 歩行者天国は青空のステージ(歩行者天国の歌/トワ・エ・モア、他)
  3. レジャーとスポーツ(美しきチャレンジャー/富田智子、他)
  4. 幸福行きの切符(愛の国から幸福へ/芹洋子)
  5. 街角のハプニング(気まぐれストリーキング/ザ・ストリークス、他)
  6. 口裂け女が出現!(十番街の口裂け女/サミット・プランテーション、他)
  7. インベーダー襲来(インベーダーWALK/マキ上田、他)
  8. 珍アニマル動物園(TOBIKKILI!カルガモちゃん/島崎俊郎、他)

第7章「国外からのお客様」編

  1. ビートルズがやってきた!(MEET THE TOKYO BEATLES/東京ビートルズ、他)
  2. ツイッギー来日(小枝のような可愛い娘/美樹克彦)
  3. 世界の国からこんにちは(世界の国からこんにちは/三波春夫、他)
  4. モナリザ来日(モナリザの微笑み/ザ・タイガース、他)
  5. 人か猿か? オリバーくん(オリバー君のロックンロール/池田鴻
  6. 遥かアフリカからの訪問者(Be Smiling/山村美智子

2019.1.12 更新