宗教本はちょっと反則だ

麻原おっさん地獄

麻原おっさん地獄

マインドコントロールから解けた元信者が、麻原の実像について述べた本。これも105円コーナーで手に入れた。三軒茶屋ブックオフだったかな。

おれの場合、基本的に手を出さないようにしている本っていうのがいくつかあって、宗教本(教祖が書いた本、あるいは宗教系出版社が出した本)がそのひとつ。だって、あの世界はおもしろくて当たり前だもんね。そういうのは自分が集めなくてもいい。だけど、この本ばかりは買わずにおれなかった。なにしろ『麻原おっさん地獄』だもんなあ、そりゃ見た瞬間にカゴ入れるよ。

表紙がほとんど文字だけなのが淋しいね。できれば麻原の写真をカラーでバーンと載せといてほしかった。こういう本は読みたくて買ってるわけじゃないので、ジャケには凝っててほしいんだよね。でもまあタイトルが素晴らしくいいので、贅沢は言わないでおこう。本棚に並べておくとつい背表紙が目に止まって、ニヤニヤしてしまうよ。