こんなんじゃ塗れねーんだよ!

Nintendo DS用の『男たちの塗り絵DS タミヤボックスアート編』があまりにもヘボ仕様すぎてびっくりするほど塗れないので、ウガウガ言いながら中古ソフト屋に叩き売ったおれなのだが、懲りずにこんな本を買っちゃった(珍しく新刊を定価で)。

日本一やさしい!!エンピツ1本でぬれる 父と子のサーキットの狼ぬりえ 公道グランプリ編

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で、 DSソフトとはちがう意味で、これまたちっとも塗れねー!
ようするに池沢先生の傑作漫画『サーキットの狼』からいくつかのカットを切り出してきて、主線だけをそのまま載せて「はい、塗り絵の一丁あがり!」という本なわけ。あとはお前がこれを塗れと。色鉛筆でも水彩でもいいから勝手に塗れと。えー? おれは池沢先生のアシスタントかよ! つーかさあ、これがありなら、塗り絵本じゃなくていいじゃん。普通にコミックス買ってきて自分で塗ればいいじゃん。
とか言っておれは怒っているのかというと全然そんなことはなくて、むしろいいネタが手に入ったと喜んでいるのデス。そして、この漫画塗り絵シリーズはどんどんシリーズ化していって、いずれ『デトロイト・メタル・シティ』なんかの塗り絵も出すといいのデス。そうすると、デスレコードの社長はきっとこう言うであろう……というのが本エントリーのタイトルなのだった。