すごい絵のレコジャケの世界(東大編)

レコジャケってのはそのレコードの顔であるからして、普通なら関係スタッフが知恵を出し合って、最高のものを制作しようとする。ほとんどの場合は歌手自身の姿を魅力的にとらえた写真が使われるものだが、ときには内容に合わせた写真やイラストレーションを使うこともある。いずれにせよ、いい意味で印象に残るデザインのものであるべきだ。
ところが、どんな事情があるのか知らないが、ときおり信じられないようなジャケットのレコードが世の中に放流されてしまうことがある。別の意味でひとの印象に残ってしまうタイプのジャケットだ。
はい、どうぞ。

『わたしからあなたへ/山本智恵美』(DSK-101)
「東大演歌の星」というキャッチフレーズでデビューした山本智恵美だが、どうしたわけかこんなイラストでシングルを出さなければならない羽目になってしまった。羽目に、つーか描いたの本人なんだけどね。イラストの横に「*智恵美の直筆イラスト」って小さく書いてあるよ。
(東大編)とかタイトルに入れるほどのことでもなかったネ。