自然にはさからわない

おれも青木家に注目してるくらいだから“大家族もの”は好きなんだけど、いかんせんテレビを見ない生活をしてるので、最新情報には疎いんだな。だから青木家以外にどんな大家族がいるのかは、実はよくわかんなかったりする。
そんなとき頼りにしているのが、宗像明将さんのブログ「小心者の杖日記」にある大家族カテゴリだ。ここを見ると、いまの日本に現存する大家族の全貌がだいたいわかる(一部、海外もあり)。ざっとピックアップしてみると、
青木家@埼玉、石田家@不明、木内家@千葉、酒井家@群馬、酒井家@三重、関谷家@三重、田中家@川崎、恒岡家@大阪、中川家@鹿児島、蓮香家@大阪、林下家@奄美フォーサイス家@広島、マリワン家@バヌアツ、緑川家@北海道、南ファミリー劇団@香川、山田家@東京、湯浅家@東京 (以上、なんとなくあいうえお順)
と、こんなにたくさん(ただでさえ大家族なのに!)いるのだ。
しかし、ここに挙げられているご家族は、あくまでも大家族ウォッチャー宗像さんの目に留まったものーーすなわちテレビで紹介されたものーーということであって、大家族は一軒見かけたら全国にその数十倍は居ると思え、と言われているように、実はテレビが採り上げていない大家族が、全国にはまだまだたくさんいるのだった。
で、今日紹介するのはこちらの大家族。

天までとどけ―大山家の八男五女/各務英明、坂井清』(1985年 グラフ社
大山さんご一家は、ご夫婦揃って敬虔なカトリック信者。なのでゴムはなし! できたら産む! できたら産む! 中田氏! 中田氏! 大山氏だけど中田氏! 子供は神様からの授かり物! だから産んで産んで13人! というブレのない真っ直ぐな生き方をしてこられたようだ。たしか岡江久美子がカーチャン、綿引勝彦がトーチャンでドラマ化もされたよね。この本が出版されたのが85年だから、もう23年経ってることになるのか。大山家は今頃どうなっちゃってるんだろう。30人ぐらいになってるかなあ。