今年はこれにて終了

●いままでいくつもサイトやブログをやってきたけど、結局おれのやってることって、こういう形に集約すればひとつのブログで済むんじゃね? と思って始めたのが当ブログ「pithecanthropus collectus」なんだな。スタートは本年9月10日。とくに目標などは考えていなかったけど、いざ書き始めたら予想以上に自分のスタイルに合っていたようで、いくらでもネタが出てくる。だったら「年内は毎日欠かさず更新すっか!」と、自分でもびっくりするぐらい休まず更新してきて約100日、本当に毎日更新してきてしまった。さらに書きたいネタはいっぱいあるけど、こんなことしてると無駄に早く枯れるので、毎日更新するのはとりあえず今日でおしまい。年明けはちょっと休んで5日から再開。そりゃ正月ぐらい休ましてもらうさー。その後は、更新したりしなかったり、テキトーなペースでやっていくことになるけど、ネタの濃さは出来るかぎり薄めずやっていきたいもんだね。
●年末ギリギリになってようやく『WALL・E ウォーリー』を観てきた。娘を連れて行ったので日本語吹き替え版を観たんだけど、いやーこれはたしかに素晴らしいわ。“緑”を守ろうとするので、一見エコがテーマのように思えるけど、そこはあんまり関係ないんじゃないかな。それよりも、世界の仕組みを寓話にして見せてくれてる感じがしたよ。有色人種が汗水たらして働いて、それを突然あらわれた白人が横取りして、その白人も実はもっと大きな枠組みの手先で、その枠組みというのもまた……みたいなね。でも、そんなことさえどうでもいいと感じさせるほどに、あの“二人”のラブストーリーが素晴らしかった。消化器もって二人で××を泳ぐシーンは素敵すぎて泣きそうになった。そういえば、見終わった後に女房と話をしていたら、ウォーリーとイヴの性別を逆(つまりイヴを男)だと思って見ていたらしくて、かなり驚かされた。えー、そんな間違え方するかー? と思ったが、あの性別を逆だと思って見直したらどんな印象を受けるか、すごく興味深いね。あと、売店のグッズ売り場にイヴのマグネットセットが売られてたんだけど、ブラスチックトレーに白い銃弾型の物体が並んでいて、ボラギノールみたいだと思った。

では、来年もまたよろしくお願いします。