ど〜じん誌ふたたび

職場のある三軒茶屋で古本屋さんというと、おなじみのブックオフと、新古書系のブックマート、それから先日、珍レコ『ボンド小唄』を発見した店があるぐらいだと思っていた。ところが、日本中の古本屋さんをひたすら訪問している「古本屋ツアー・イン・ジャパン」というブログを読んでいて、三軒茶屋の駅から246をしばらく南下したあたりにもう一軒、『時代や書店』という小さいながらも渋くて味わい深い店があるというのを知った。そこで、休日出勤中の土曜日、昼飯を食べに外へ出たついでに、ちょっくら探索しに行ってきた。
その店がどんな感じのたたずまいだったかは、古本屋ツアー・イン・ジャパンさんの記事を読んでいただくとして、おれの収集アイテムは……あった、あった、ありましたよ!

『野獣と土人と花と ―アフリカ生活五年の回想―/浅井さき』(1960年/圭文館)
なんというタイトルだろう! もう言い逃れできないね。まごうことなきドジンボン。状態があまりよろしくなかったためか、あるいはこんな本だれも買いそうにないからか、お値段たったの300円。即買い。
おじいちゃん店主がTVでフレンドパーク見ながら熱心に店番していたので、他にカラーブックスの#193『スタミナ料理』も追加で購入。こちらは100円。カラーブックスもだんだんいいのが集まってきたので、そのうち紹介するかもしれない。しないかもしれない。