9月に観た映画

9月に観たのは以下の17本(DVDは1本も観ていなかった)。

  1. 帝銀事件 死刑囚(9/1 京橋フィルムセンター)
    • 『海と毒薬』、『ひかりごけ』という二大人喰い邦画を撮った熊井啓監督のデビュー作。
  2. あんにょん由美香(9/1 ポレポレ東中野
    • 林由美香には監督達に独占欲を抱かせる何かがあるのだろうか。そしてその独占欲はファンにとっては不快なのだが。
  3. ブラックウォーター(9/7 銀座シネパトス)
    • 実話を下敷きにしたらしいワニ映画。どんな駄作でも人喰い映画はやっぱり愛おしい。
  4. サブウェイ123(9/11 MOVIX亀有)
    • ガチャガチャした編集が肌に合わず。昔はこういうの好きだったんだが、おれも老いたか。
  5. バビロンA.D.(9/12 新橋文化)
    • わりとどうでもいい映画。でもヴィン・ディーゼルが出てるとおもしろいような気がするから不思議。
  6. チェ 38歳 別れの手紙(9/12 新橋文化)
    • 結局これ、「28歳」と2本に分ける意味があったのだろうか?
  7. バーン・アフター・リーディング(9/16 目黒シネマ)
    • 外れの少ないコーエン兄弟作の中でもとくによかった。かっこわるい役を嬉々として演じるブラピもいい。
  8. お買い物中毒な私!(9/16 目黒シネマ)
    • 浪費癖のある自分には胃の痛い映画。主人公の親友役のクリスティン・リッターがかわいい。
  9. ザ・ハングオーバー(9/21 上野東急2/第2回したまちコメディ映画祭 復活!映画秘宝ナイト)
    • 完璧な脚本。エンドロールですべての謎掛けが種明かしされていく痛快さよ。
  10. すかんぴんウォーク(9/21 上野東急2/第2回したまちコメディ映画祭 復活!映画秘宝ナイト)
    • カニを食いながら登場する蟹江敬三。Crab eat crab!
  11. テコンV(9/21 上野東急2/第2回したまちコメディ映画祭 復活!映画秘宝ナイト)
    • マジンガーZ』もろパク韓国産ロボアニメ。しかし大爆笑の連続。主題歌が頭に焼きついて離れない。
  12. ドゥームズデイ(9/24 渋谷東急)
    • 年間ベストテン入り確実。人喰いパーティー開始の場面にAdam and the Antsの『Dog eat Dog』をかけるセンスがいい。
  13. グッド・バッド・ウィアード(9/25 錦糸町楽天地シネマ)
    • 満州ウェスタン。すばらしい。ガンホのくちゃくちゃしたしゃべり方が大好き。
  14. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(9/26 TOHOシネマズおおたかの森)
    • アニメ演出の名場面集を見せられているような気分になった。
  15. フロスト×ニクソン(9/30 早稲田松竹
    • インタビュー風景だけでこんなにもスリリングな映画になるとは、名匠ロン・ハワードの底力。
  16. ミルク(9/30 早稲田松竹
  17. 空気人形(9/30 渋谷シネマライズ

というわけで、8月の20本に続いて、9月にも17本ってのはちょっと映画館に行き過ぎだと思う。結局、会社を辞めたことが予想以上に自分の精神にダメージを与えていて、家にいても何もやる気が起きないから映画館に逃避しているのだ。今月からはちゃんと働くぞー! と、誰に言うでもなくここに決意を記しておく。