『桃太郎電鉄』シリーズを作っているさくまあきらさんの仕事のお手伝いで、10月15日から17日まで熱海&湯河原に行ってきた。仕事のことは書けないが(ボスは「書いてもいいよ」とおっしゃっていたが、まあ、書かないのがスジでしょう)、その間に食べたものと食べなかったものの記録を残しておく。
【15日】
▲東京駅構内で食べた粋家ラーメン。鶏ガラと薄口醤油、白菜の甘み。
大阪の神座ラーメンを印象弱くした感じの味。でもわるくない。
▲行きの新幹線のなかで食べた崎陽軒の特製シュウマイ。
ひょうちゃん醤油入れは別に集めてない。
▲熱海駅ホームの立ち食いそばがおいしそうだったが食べてない。
はんぺんはそばに合うと思う。
▲初日の夕食は湯河原の「山ごや」という店で王様丼。すごい名前に負けない味。
柔らかチャーシュー、塩カルビ、ナムル、温泉玉子など。
【16日】
▲二日目の朝食は知る人ぞ知る熱海の喫茶「ナチュラル」のモーニングセット。
焼きたてのパンが強烈にうまい。
▲そしてナチュラル名物の豆パン。甘い豆が財宝のようにザクザク入ってる。
娘のお土産に3つ持ち帰ったが、結局それもおれが2つ食べてしまった。
▲夕食は、熱海「テール・エ・メール」でフレンチだかイタリアンだかのコース料理。
これはサザエとニンジンとオレンジのカクテル。いきなりうまい。
▲マコガレイと白菜、ナス、青菜のカルパッチョのようなもの。
写真は下手だが味は最高にうまい。
▲トウモロコシの冷製スープ。モロコシの甘みが千年の怒りも冷めさせる。
べつに怒ってないけど。
▲極太のきしめんっぽいパスタをミートソースっぽいソースでからめたもの。
おれは説明が下手すぎるな。
▲鯛かな? 白身魚のソテー。上に寄っかかってるのはニンジン。
▲仲間と宿を抜け出して酒を飲みに出たが、熱海の駅前には「笑笑」しかない。
あっさりキュウリのゆかり和え、みたいなつまみ。
【17日】
▲最終日の朝食はふたたび「山ごや」へ。この日は富士山ラーメン塩味。
塩ラーメンにもやしは合わないんじゃないかと思ったら、意外なことにうまい。
▲すでにお気づきかもしれないが、桃太郎チームは朝と夜しか食べない。
昼にびっちり仕事をしたぶん、夜はたっぷりおいしいものをいただける。
この日は湯河原の焼き鳥「鳥助」へ。
▲肉じゃが。どこで食っても普通にうまいものが、ちゃんと普通以上にうまい。
▲もつ煮込み。おれがいつも行ってるような店とは違って、あっさりとした上品な味。
これはこれでうまくて幸せ。
▲アジフライというのは、いい店とそうでない店との差がはっきり出るよね。
もちろんここはいい店なので、アジを拝みたくなるほどうまい。
▲手羽先。頬張る一同「世界の山ちゃんよりうまいー!」と絶叫。おれも同感。
▲コロッケ。中身は何の変哲もない普通のジャガイモコロッケ。
なのに、カニクリームコロッケなのかと思うほどクリーミー。
▲鶏のタタキ……だったかな。わさびが利いていて飯に乗せてもうまい。
▲手作り豆腐。横にある粗塩を振りかけると、かえって甘みが引き立ってプリンのよう。
▲シメは釜飯2種。鶏ごぼうと桜えび。もう満腹だったので、鶏ごぼうだけ食べた。
桜えびはお茶漬けにすると一層うまいらしい。
というわけで、「おいしい仕事」という言葉を実感した3日間だった。どうもごちそうさまでした。
さくまさん御自身の日記は以下に。