4月に観た映画

4月の鑑賞は20本。見たい映画、見なきゃいけない映画はいっぱいあるんだけど、4月後半から『ハラペコモンスターズ 〜人喰い映画祭』の原稿書きが本格的にスタートしたので、なかなか映画を見る時間がとれなくなってしまった。そのくせ原稿書きながらその内容を再確認するためにいちいち人喰い映画を早送りで見返したりしているので、すんごいストレスがたまる。細切れじゃなくてゆっくり最初から最後まで映画を見たいよー。

  1. ハートロッカー(04/01 日比谷スカラ座
    • 「自分が処理した爆弾のパーツ」を戦利品として集めている主人公。インディアンの頭皮、プレデターの頭蓋骨と同種のコレクション。コレクターが秘めている狂気を垣間見る思い(本作では狂気ではなく使命感として描いていたけどね)。
  2. イントレピッド(04/02 ビデオ)
  3. 天使にラブソングを(04/02 テレビ放映)
  4. ラニ(04/07 ビデオ)
    • 本作『ピラニア』をリメイクしたのが『ザ・ピラニア』で、キャメロンの『殺人魚フライングキラー(原題:ピラニアII)』は本作の続編。覚えておこう!
  5. 怪奇!吸血人間スネーク(04/08 DVD)
    • 冒頭のタグラインに「この映画に出る爬虫類はすべて本物である」とあるが、吸血ヘビ人間も本物なのだろうか。
  6. トルネード・インセクト(04/11 DVD)
    • 人喰いイナゴ映画。ようするに「なあ、みんな、化学農薬はやめて無農薬野菜を食おうぜ」ってな映画。
  7. 第9地区(04/12 MOVIX亀有)
    • そう遠くない未来に本当に起こるかもしれない宇宙難民のアパルトヘイトを描いた作品。舞台は南アのヨハネスブルグ、ということになってるが、宇宙人のおっさんがカメラの前でゲロ吐いたり立ち小便したり拾ったピンクのブラを着けたりしている様は、山谷とか寿町とか釜ヶ谷とかそういうイメージに近い。ゲラゲラ笑って見ているうちに、ラストはコブシを握りしめて主人公を応援してしまう、激燃えの大傑作。今年度No.1か!?
  8. カルティキ 悪魔の人喰い生物(04/12 DVD)
    • 古代マヤ文明の時代から生き続ける人喰いアメーバの映画。
  9. ファイナル・デッド(04/13 DVD)
  10. 逆襲! スケ番☆ハンターズ/地獄の決闘(04/15 人形町三日月座)
    • 内覧試写で2本連続鑑賞。スクリーンで自分の名前を見ると不思議な気持ちになる。
  11. 爆発! スケ番☆ハンターズ/総括殴り込み作戦(04/15 人形町三日月座)
  12. 世界終末の序曲(04/17 DVD)
    • 『世界崩壊の序曲』とは別物。こちらは人喰いイナゴ映画。
  13. スパイダー・キングダム(04/19 DVD)
  14. マイマイ新子と千年の魔法(04/19 吉祥寺バウスシアター
    • 見てる間ずっと違和感はあったのだが、終盤で新子がみどりの小次郎を「あたしが考えた人」と言った瞬間に全部冷めた。それはセリフにしちゃいかんだろう。たとえば、うちの娘には自分の心の中に「こどもらんど」というのがあって、そこには友達も妹もいる。その話をよくおれにしてくれる。でも、おれがうっかりそれを架空のものとしてリアクションすると、すごく怒る。当たり前だ。娘にとっては実在するものなのだから。「わたしが考えた人」などとは絶対に言うはずがない。
  15. 無宿(やどなし)(04/20 浅草名画座
    • 毎度、渋く重厚な健さん。軽妙かつ哀愁を秘めた勝新。まだ可憐さを残す梶芽衣子。泡のような夢に向かう3人の姿が美しく、悲しい。
  16. 日本女侠伝 真っ赤な度胸花(04/20 浅草名画座
    • ジャパニーズ北海ウエスタン。西部劇ならぬ北部劇。
  17. 新・仁義なき戦い(04/20 浅草名画座
    • 何度目の鑑賞となるか、もはや数えきれないが、やはり劇場で見るのは新鮮。金子信雄の「バーカーたれーがーコノー!」で場内爆笑。
  18. COONS!(04/24 DVD)
    • 人喰いアライグマ映画。輸入版なので字幕はないけどアライグマが人を喰うだけの話なので問題ナシ。
  19. ホーネット(04/26 VHS)
    • 殺人アフリカミツバチの映画。「やつらは人喰いじゃない。ただのハチだ」という残念なセリフが。
  20. アマゾン大漂流(04/27 VHS)
    • 健気な息子と、オペラ母ちゃんと、万引ババアの3人ジャングル漂流記。