駅弁大会に行こう!

毎年たのしみにしている京王百貨店の名物イベント「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」、通称「駅弁大会」が今年もはじまった! もちろんおれも初日である1月12日からちょこちょこ覗きにいっている。しかし、会場に顔は出しても、そんなに駅弁を山ほど買ったりはしていない。いまのところ、おまけのトレカを確認するために「元祖かに寿し(鳥取駅)」と、女房が生前好きだった「ひっぱりだこ飯(西明石駅)」を買った程度だ。

そんなことで駅弁好きと言えるのか!

と叱られても、そんなこと知らんよ。よく誤解されるんだけど、おれって駅弁にはそんなに興味ないんだよ。おれが興味あるのは、あくまでも“駅弁大会”なわけ。同じ趣味の仲間が一堂に会して、あれやこれや好き勝手なことを言ったり、情報交換したりする、その熱気がいいんだよね。だから、会場でいろんな駅弁を見たりして、ときには興味をひかれた駅弁を買うこともあるけど、そこに中身は入ってなくてもいいんだ。

だって、おれは駅弁を買いたいだけで、駅弁を食べたいわけじゃないんだよ。マグマ舌(熱い料理好き)のおれが冷えた弁当なんか好きなわけないじゃん!

だからさ、あれだよね。中身の入った弁当じゃなくて、掛け紙だけ100円ぐらいで売ってくれたらいいのにな。そうすれば駅弁コレクションのたのしみだけを純粋に味わえるから。ていうか、掛け紙はサイズがまちまちでファイリングするのがめんどくさいから、いっそのことトレカにしちゃえばいいんだ。そんで京王百貨店の7階にコレクターが集まって、交換会すんの。おれにとっての駅弁大会はそういうのがいいなあ。

そんなわけで、弁当食わなくても駅弁大会を十分楽しんでるおれですが、土曜日にふとした思いつきで「駅弁大会チラシの駅弁の名前を組み合わせて一番いやらしい弁当を作ったやつが優勝」ってなことをTwitterで始めたらたいへんなことになった。

発端は、少し前に駅弁大会仲間とチラシ飲みをしていたときのこと。「特醸・女将のよくばり豚めし郡山駅)」の話をしているうちに安田理央さんが「豚女将」って言ったのがやたらとおかしくて、そんときに「あー、駅弁の名前を組み替えてエロい弁当名を考えらおもしろいなー」って思った。そんで、Twitterハッシュタグにして始めたらみんなノリノリで参戦してくれて、途中から(これは放っといたら収拾つかなくなるな……)と思ったので、Togetterでまとめることにした。

そうしたら、リツイートリツイートを呼んで爆発的にTogetterの参照数が増えていき、現時点で15万5000viewを突破することになってしまった。すっかり、駅弁大会にエロいイメージを植えつけてしまったようで、中の人には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

駅弁大会は24日までやってるので、都内近郊にお住まいの方はみんな行ってみよう! そして弁当を買おう!ステマか!