5月6日は文学フリマで蒐集原人3号を買いなさい

前回お休みした文学フリマにまた出るよー。今回もがんばって『蒐集原人3号』を作ったよ。当日、現場で実物を手にするときのお楽しみのためにここでは小さい画像しか見せないけど、今回、表紙イラストお願いしたのは……

喜国雅彦せんせい!

3号目にして初の女蒐集原人の登場だ。そりゃあ喜国さんにお願いするのに、女の子を描いてもらわないなんてマヌケなことするわけがないよな。

どう考えてもお風呂に入ってなさそうだけど、間欠泉で股間ぐらいは洗ってるであろう蒐集原人ギャルが、人喰いヒヒ族の襲撃を警戒しながらも集めた本を読んでいる。風呂文化もないのになぜ本なんてものがあるのかは疑問。そもそも言語を獲得していないうちからなぜ文字があるのか? 印刷技術は? そもそもパピルスって古代エジプト時代でしょ?

そんなことは重要じゃない!

それより、せっかく集めた本をこの子、串刺しにして保存してるよ! せっかくの本が穴だらけ! 野蛮ってやーねー。だが、そこに萌える!

画像だと地の色が薄く見えるけど、実際の印刷はもうちょっと濃くて色っぺー感じに仕上がってくるんじゃないかな。そこは編集&デザイナーさんにお任せしっぱなしなので、おれも現物が刷り上がってくるまでわからないんだ。楽しみ楽しみ。5月6日(日)は、東京(靴じゃない)流通センター、ホールE、Fの「カ-02:蒐集原人」でお待ちしてまっす。

そしてもう1冊。こちらもちょっとご無沙汰のBootlegが今回の文フリで目出たく復活。

Vol.4となる今回は、『Bootleg Basic』と題して、映画の基礎教養とか、各ジャンルでの基準作品とか、スピルバーグと戦争映画とか、山田洋次地獄旅(???)とか、侍編集長のぼんやりした発言を執筆陣が各自勝手に解釈して、結局、いつも通り自分の得意なことだけを書きなぐりました。

おれは皆さんの「またそれか!」というご期待に応えるために、「人喰い映画祭【定食版】 〜アリからヘビまで、腹ぺこアニマル大集合!〜」ってのを書いた。ようするに人喰い映画の歴史を押さえつつ、腹ぺこアニマルたちの基準となる作品を追いかけていく、という感じの原稿。これさえ読めば人喰い映画の概要を知ったかぶりできる、という寸法だ。おれ、もう一生人喰い映画評論家の肩書きを背負っていく覚悟を決めたからさ、ひとつよろしく頼むよ。

詳しい紹介はBootleg公式ブログにいっぱい書いてあるので、そっちを参照してもらった方が話が早い。あと、会場が蒲田じゃなくて東京モノレール線の「流通センター」駅に変わってるので、そのところにもご注意を。