古書と古本

どう違うんだろうか。

いちおう業界的には、

古書:絶版になってからの期間が長く、高値が付いているもの
古本:絶版かどうかは問わず、比較的新しめの古本

という分け方はあるんだけど、そこに明確な線引きはない。古書市に朝から行列するような人はともかく、普通の本好きにはその違いなんてどうでもいいことだよね。もちろん、古本狂はどっちの言葉にも反応してしまう。

以前、せんべろ古本ツアーをやったとき、夜空に煌々と光る「古着」の看板に一瞬、足を向けそうになってみんなで笑ったっけ。あと、地元で運転してたら「ヘアーサロン古本」って看板があって急ブレーキ踏んだけど、よく見たら古本(ふるもと)さんという人がやってる美容室だった。苗字が古本さんだなんて、うらやましいな……。