12月に見た映画

これまで007シリーズは断片的にしか見たことがなくて、1作目さえも見ていなかった。聞いた話では、公開中の最新作『スカイフォール』を見るなら、できればその前に『ゴールドフィンガー』だけでも見ておいた方がいいという。そこで、この機会に1作目から順番に見ていくことにした。

  1. フリーランサー NY捜査線(12/4 京橋 テアトル試写室)★★★
    • デ・ニーロ映画
    • 俳優陣はみんないい。映像の硬質さもいい。ヒリヒリする1時間半を楽しめた。ただ、ラスト近くのある場面に大きな疑問も残る。あそこさえスッキリさせてくれれば名作になったと思う
  2. 007 ドクター・ノオ(12/6 DVD)★★★
    • タイトルのシルエットから登場し、オープニングにつながる盲人の黒人じいさん3人組(盲ねずみ)が、実は殺し屋という意外性
    • 毒グモを叩くときの効果音がいい
  3. 007 ロシアより愛をこめて(12/7 DVD)★★★
    • スペクターのNo.3(おばちゃん)が殺し屋を試すときにメリケンサックでぶん殴るのがいい
  4. 007 ゴールドフィンガー(12/9 DVD)★★★★
  5. 八十日間世界一周(12/9 DVD)★★★★★
    • なんといっても召使いのパスパトゥがとてもいい。ダンスがうまく、闘牛が出来、スペイン語に堪能で、機智に飛んでいる。動きの快感をともなった俳優の存在は映画の大きな力となりうる
    • アルプス山頂の雪でシャンパンを冷やす、線路上を帆で走るトロッコ、船を解体し燃やしながら進む、これらのアイデアがまた素晴らしい!
  6. 007 サンダーボール作戦(12/9 DVD)★★★
    • 唐突なジェットパックに笑うが、これぞ007でもあるんだろうな
    • 接骨院の女医と寝たあと、ボンドが別れ際に「See you later, alligator.」と言う。これって早見優の英会話番組で「ようするに“さよなら三角、また来て四角”みたいなもんですよ」と習ったが、字幕では「激しいな」とだけ。テキトーだなあ!
  7. レッド・ライト(12/12 東銀座 松竹本社試写室)★★★★★
    • またまたデ・ニーロ映画。
    • 超能力者のペテンを暴き続ける物理学者と助手の前に立ちはだかる伝説の超能力者。まいった! この映画に関しては褒める言葉しか出てこない!
  8. 007は二度死ぬ(12/14 DVD)★★★
    • トヨタ2000GTのオープンに乗る若林映子とショーン・コネリーという素晴らしい絵ヅラ
    • 浜美枝と対比させるためのブス嫁二組がかわいそう……
    • 日本人に変装したことになってるが全然そうは見えないボンド
  9. キャリー(12/15 DVD)★★★
    • ラストのショッキングなシーンしか知らなかったが、トミーがキャリーにマジ惚れして行く過程なんかも丁寧に描いていて、こりゃたしかに名作
  10. 007 スカイフォール(12/16 流山 TOHOシネマズおおたかの森)★★★
  11. 女王陛下の007(12/16 DVD)★
    • ボンドがジョージ・レーゼンビーに替わったせいか“これじゃない感”がすごい
    • いちいち格闘アクションの途中のコマが落ちてるのはなんなのか?
  12. 浮雲(12/19 DVD)★★
    • 成瀬巳喜男。撮影助手は岡本喜八
    • 不倫の関係から始まり、何度も衝突し、そのたびによりを戻すゆき子と富岡。その別れられない理由について監督の成瀬は「身体の相性が良かったから」とミもフタもないことを言っている
  13. ファイヤー・ウィズ・ファイヤー(12/21 京橋 テアトル試写室)★★★
  14. 007 ダイヤモンドは永遠に(12/23 DVD)★★
  15. ダーケストアワー 消滅(12/29 シネマート六本木)★★★

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