2013-01-01から1年間の記事一覧
80年代のゲーセンを舞台にした、テレビ東京の青春ドラマ『ノーコン・キッド』が、めでたく12月20日に完結しました。全12回。自分は主人公の礼治やキッドたちより5つほど年上なので、このドラマで描かれている時代はすでに工業イラストレーターとして働きは…
自分には“師匠”と思っている人物がふたりいる。ひとりはゲームフリークの社長、田尻智氏。単なるゲーム好きだったおれに、なぜゲームはおもしろいのか、ゲームは何によって出来ているのか、ゲームを作るとはどういうことなのか、さらにはゲームの具体的な作…
痕跡本が好きなのと同様に、中古レコードに前所有者の痕跡が残っているモノもたまらなく好きだ。中古盤屋でエサ箱を漁っていて、ジャケットに落書きがしてあると無条件で買う。こんなのだったら最高だ。マニタ書房を開業する直前、80年代アイドルのドーナツ…
冬ですなー。こう寒くなってくると、熱ーいお湯が恋しくなります。そう、夏のあいだはすっかりお休みしていた銭湯通いが、またまた楽しい季節になってくるわけです。しまっておいた「東京銭湯ぶらり湯めぐりマップ」と「手拭い&石鹸セット」を引っ張り出し…
昨晩は、とみさわ昭仁ライター生活30周年記念イベント「蒐集100万年@新宿ロフトプラスワン」へ、たくさんのお客様にお越しいただきまして、ありがとうございます。30周年と言いつつ、およそ50年に渡るコレクター人生のあれこれを詰め込んだイベントだったも…
第一話「2001年リアル初版探しの旅」第二話「ゾンビとの鬼ごっこを観る前にブックオフで鬼ごっこ」第三話「4年越しでリアル初版探しに王手をかけた!」このところ、古本屋のヒマヒマ店主である自分にしては珍しく忙しい日々が続いていた。それは無理もない…
すっかり告知が遅くなってしまったけど、第3回古本ゲリラの開催が迫ってきましたぞー! ■開催日時 2013年11月10日(日曜) 12時開場、19時終了 前回の古本ゲリラは、神田エリアでの大規模なアートイベント「TRANS ARTS TOKYO」の1プログラムという形で開催…
6月は10本見た。 オブリビオン(6/11 TOHOシネマズおおたかの森)★★★★ キュリレン子、かわいい。 閉ざされた森(6/13 DVD)★★★ コメント依頼のために再見。サミュエル羅生門。 HERO/英雄(6/13 DVD)★★★ コメント依頼のために再見。ジェット羅生門。 戦火の…
そして5月分。あらためて書き出してみて、2本しか見ていなかったことに我ながら驚いた。映画も見ないで5月は何やってたのかといえば、朝から飲みに行ったり、事務所のパソコン買い替えたり、広島まで死刑囚の絵を見に行ったりしてたのだった。あと、この…
皆さんご存知のように、自分は一般の古書コレクターが求めているような貴重本には興味がない。そういう本は古書市なんかでは特別な存在として、棚挿しではなく、面出し(表紙をお客様のほうへ向けて展示)されていることが多い。でも、そういうのには目もく…
すっかり映画鑑賞の記録をアップするのをサボってましてね。鑑賞時のメモを掘り起こすのが大変でしたよ。ほとんど掘り起こせてないけどね。本数はそこそこ見てるな。まずは4月分だけ更新。 天地明察(4/2 DVD)★★★ 感動的なシーンにいちいち余計なBGMをカブ…
「人喰い映画祭」を主催しておきながら、現実の映画祭ってものにはほとんど行ったことがなかったのだが、今回、初めてカナザワ映画祭に行って来た。目的はもちろんウィリアム・キャッスルの『ティングラー 背すじに潜む恐怖』(1959年/日本未公開)のギミッ…
とみさわでっす!近頃、宣伝の更新ばっかりで、なかなか珍本ネタで更新できずにすみません!ネタは売るほど(マジで売るほど)あるんだけどさー、ただいま『蒐集原人4号』の編集・執筆に追われてるのと、本業のライター仕事&マニタ書房の店番&仕入れ旅行…
またまた宣伝告知のエントリで申し訳ない!古本と昼酒を愛する古本トリオが、いよいよ関東を飛び出して地方遠征をするよ! 行く先は神戸! 日程は9月26日(木)!なんで出掛ける前に予告しているかというと、ツアーを終えたその日の晩にトークショーをやるか…
いきなり今日の告知ですがー。今夜、大久保のネイキッドロフトで開催される『触手ナイトリターンズ』というイベントにゲストで呼んでいただいたよ。正直、おれは触手のことにはあんまり詳しくないけど、触手系のバカっぽい人喰い映画を何本か紹介するよー。…
わたくしも最近ちょいちょい行ってる四谷のスナック・アーバンが、この7月で3周年を迎えました。これを記念して、いろんな常連さんが入れ替わり立ち替わりカウンターに立ったりしているわけですが、もちろん、おれも立つ! 夜ではなくて、昼から立つ! 【…
7月から、神保町周辺の情報サイト『ナビブラ神保町』にて、とみさわの新連載が始まっとります。その名も「古本珍生相談」。どんな企画かと申しますと、ようするに読者の皆さんから寄せられた人生のお悩みに、珍本専門古書店の店主とみさわ昭仁が様々な古本…
いまから4年前におれは「2001年リアル初版探しの旅」というエントリーを書いた。過去ログを読むのめんどくさーい! というズボラ者のために要約してさしあげると、 「山田悠介大先生のデビュー作『リアル鬼ごっこ』は、従来の国語作法を超越した奇々怪々な…
5月30日に徳間書店より『トモダチコレクション 新生活 超完全ガイドブック』という本が発売になります。トモダチコレクション 新生活 超完全ガイドブック作者: ニンテンドードリーム編集部出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/05/30メディア: 単行本(ソ…
最初に『インナーテニス』という本のタイトルを知ったときは、てっきり“下着姿でテニスをする”のだと思った。エロいなー、と半笑いしながら本を手にとってよく見れば、『インナーテニス』とは下着姿でもなんでもなくて、ヨガの考え方をテニスのレッスンに採…
京成線の新三河島駅から西日暮里方面へ少し歩いたところに「大盛湯」はある。それを目指して来なかったら、うっかり通り過ぎてしまいそうな外観だ。とりあえず裸になって浴場の戸を開ける。メガネが湯気でモワッと曇る。毎度のことだが困ったもんだぜ。メガ…
ブックオフの値札シールの玉である。3年前に、この玉のことを紹介したときには、おれは「ブックオフめぐりをする頻度は多少下がり」なんてことを書いている。ちょっと古本熱が落ちていた時期なのだろう。それにあの頃は自分が本格的に古本屋を開業するとは…
牧志市場の一階には、近海で捕れたのであろう魚介類や、土地の野菜が売られている。さばいた豚肉の他に、でかい豚足、豚の顔までがゴロゴロと並べられているのは、いかにも沖縄らしい光景だ。で、どれでも可能ってことはないかもしれないが、ものによっては…
さて、2月28日になった。最終日である。荷物をカートに詰め、ホテルをチェックアウトする。今回、片道3,900円という破格の航空運賃で沖縄へやって来たわけだが、宿泊代もそれに負けていない。とあるビジネスホテルの「1日3室限定・格安素泊まりプラン」っ…
『ダイハード/ラストデイ』を見終えて劇場を出たときには、もう夜も遅くなっていた。ホテルへ帰る前にどこかで飲んでいきたいけど、いい店はないものか。とりあえず牧志駅で下車し、アッチコッチの店を覗きながら美栄橋方面へうろうろ歩いていく。なかなか「…
ダム行って、ブックオフ2軒まわって、宅配便送って、レンタカー返却して、ホッとしたところでまだ昼めしを食ってなかったことに気がついた。よーし、肉だ、肉だ、ステーキ食うどー! 旭橋駅から徒歩5分、1953年創業の老舗「ジャッキー ステーキハウス」で…
さて、ダム見学を終えて、初の沖縄ダムカードも手に入れて、山を下りる。まだ雨はやんではいない。那覇方面へ粛々とクルマを走らせてたどり着いたのが、沖縄では5軒目となるブックオフ「具志川店」。ここで6冊を購入。ここでも、ちょっと大物の収穫があっ…
二日目の夜も開け、ただいま2月27日の朝。朝ごはんは、ゆんべ飲んでたハイウェイ食堂(24時間営業)へ行き、ぱっと目についたソーキそば定食をいただくことにする。平打ち麺のソーきそばに、マグロの刺身、ハムエッグならぬスパムエッグがついてくる。出てき…
ここでまた一旦ホテルに戻って、少しだけ仕事をする。そうして日が暮れたらふたたびお出掛けだ。牧志にある桜坂劇場という映画館で、園子温監督の『希望の国』を見るのだ。おれはわかりやすく奇人ぶろうとして「ブックオフのためだけに沖縄まで来た!」とか…
ホテルに帰ってシャワーを浴びた。パンツも履き替えた(深い意味はない)。まずは国際通りでもぶらついてみよう。ホテルを出て美栄橋駅からゆいレールに乗り、ひと駅となりの県庁前駅で降りる(これは後半になってから気づいたことだが、ゆいレールは駅間が…