これまで書いたり編集したりしてきたゲームの本

 2022年3月5日から4月24日にかけて、小樽文学館で「雑誌・攻略本・同人誌ゲームの本 展」という展示があるという。見に行きたいね。でも北海道か。ちょっといまは行けない。仕事はあるのにお金はないし、北海道のすぐ上にある国は戦争をやってる。

 ぼくはこれまでどれくらい「ゲームの本」を作ってきただろうか? こういうことが気になり始めると仕事どころではなくなる性格なので、リストアップしてみた。雑誌を入れるとキリがないので、書籍形式のものだけだ。これらのうち半分くらいはもうぼくの手元にもない。もしかしたら、仕事をしたことすらすっかり忘れているものもあるかもしれない。

 

■1987

 ゲームフリーク Vol.23 ダライアスゲームフリーク/マップイラスト)

 新明解ナム語辞典ソフトバンク/編集)

 

■1988

 キャプテン翼 栄光へのスーパーシュート!!(ホーム社/編集・共著)

 魁!!男塾 疾風1号生 光芒一閃!! 奥義の書(ホーム社/編集・共著)

 聖闘士星矢 黄金伝説・完結編(ホーム社/編集・共著)

 ドラゴンボール大魔王復活 必勝!! 奥義の書!!(ホーム社/編集・共著)

 桃太郎伝説 日本一周すちゃらかトレイン 大出世!!虎の巻(ホーム社/編集・共著)

 

■1989

 ファミコンジャンプ英雄列伝 夢の大決戦!!(ホーム社/編集・共著)

 ゲームブック 妖怪道中記 たろすけの大冒険(電波新聞社/執筆)

 コミック版 妖怪道中記電波新聞社/原作)

 イース グローバル・ガイドブック(冬樹社/寄稿)

 スーパーマリオブラザーズ3のすべて 完全必勝本PART2(JICC出版局/編集協力)

 

■1991

 ウィザードリィ友の会 総集編 4コマまんがスペシャル(JICC出版局/マンガ

 ファイナルファンタジー竜騎士JICC出版局/編集)

 

1993

 ファイナルファンタジー竜騎士団2JICC出版局/編集)

 ジェリーボーイ徳間書店/杉森建/読み物ページの構成)

 メタルマックス2 サバイバルマニュアルJICC出版局/編集・座談会構成)

 SFC ブレスオブファイア ~竜の戦士~ 完全攻略本(徳間書店/編集)

 マイティファイナルファイト完全攻略本(徳間書店/編集)

 ミッキーのマジカルアドベンチャー 完全攻略本(徳間書店/編集)

 任天堂公式ガイドブック マリオとワリオ 目指せ!5冠王(小学館/編集)

 

■1994

 ごくらくゲーム業界(KOEI/インタビュー掲載)

 ほんとうに面白いゲームソフト(1)スーパーファミコン(ぴあ/寄稿)

 ほんとうに面白いゲームソフト(2)ファミコン(ぴあ/寄稿)

 相原コージのゲームデザイナーへの道双葉社/編集)

 電視遊戯時代(ヴィレッジセンター出版局/編集・寄稿)

 ザ・ナムコ・グラフィティ1 NG総集編&特別編集号(ソフトバンク/寄稿)

 

■1995

 メタルマックス リターンズ ─鋼鉄の掟─ 覇王スペシャル36(講談社/寄稿)

 

■1996

 ポケットモンスター図鑑アスキー/コラム執筆・座談会構成)

 

■1998

 ダイナマイトサッカー98 公式テクニカルガイド(アスペクト/構成)

 別冊宝島359 このゲームがすごい! 任天堂編(宝島社/寄稿)

 

■2000

 ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団(メディアファクトリー/執筆)

 

■2013

 TVドラマ「ノーコン・キッド」から見るゲーム30年史徳間書店/共著)

 

■2014

 杉森建の仕事徳間書店/取材・構成)

 

■2015

 セガ・アーケードヒストリー 復刻版(アンビット/執筆)

 

■2016

 ゲームってなんでおもしろい?角川アスキー総合研究所/寄稿)

 週刊少年ジャンプ秘録!! ファミコン神拳!!!集英社/編集・執筆)

 

■2018

 ゲームドット絵の匠 ピクセルアートのプロフェッショナルたち(ホーム社/執筆)

 

■2020

 こちゲー こち亀とゲーム 上巻ホーム社/執筆)

 こちゲー こち亀とゲーム 下巻ホーム社/執筆)

 

■2021

 勇者と戦車とモンスター 1978~2018☆僕のゲーム40年史(駒草出版/執筆)

 

 41冊あった。ゲームの攻略本をメインに執筆している人からすればそう多くはないかもしれないが、音楽や古本などテーマを横断してあっちこっちに執筆していたり、途中で執筆業から離れてゲーム開発に集中していた時期もあることを考えれば、これはなかなかの数ではないだろうか。

 2000年以降の仕事に関しては、元ファミマガ編集長・山本直人氏のお力添えがあったことが大きい。そのほとんどは彼と一緒に作った本ばかりだ。あらためて御礼を申し上げたい。