逃した獲物はエロい

いつものようにブックオフ巡りをしてたら、医療本のコーナーで『女医マヤのセクシー心理学』っていうタイトルの背表紙が目に飛び込んできた。そんなおもしろそうなタイトル、素通りできるわけがない。
でも、棚から引き抜いて表紙を見ると、こうなんだ。

女医マヤのセクシー心理学―男がホレ、女がホレる魔法のテクニック!

女医マヤのセクシー心理学―男がホレ、女がホレる魔法のテクニック!

写真じゃないのかよ!
このタイトルだったら、どう考えてもマヤ先生の写真が表紙であるべき。しかも、胸元のはだけた白衣姿で、足元は白いストッキングに包まれ、太もものガーターベルトには注射器が差してある。そういう表紙を連想するに決まってんじゃん。こっちの頭ン中ではBlink-182の『Enema of the State』みたいなイメージがぐるぐる回ってるのに!
Enema Of The State

Enema Of The State

期待はずれな表紙にがっかりしつつ、せめてカラーグラビアでも……と中を開いてみたけど、やっぱり何もなし。本文も字ィばっかりだ(当たり前)。勝手に盛り上がって、勝手に意気消沈して、マヤ先生には申し訳ないけども、泣きながらそっと棚に本をもどした。
まあ、そういつもいつも収穫があるわけじゃない、という話です。だからこそコレクション人生はおもしろいわけで。