映画鑑賞の記録
今年見た映画(新旧問わず)を一覧にしてみた。全部で116本。いまは仕事で映画評などを書く機会がほとんどないので、あくまでも趣味で一年間に見た本数としては、まあまあ多い方だろう。 ぼくは劇場のスクリーンで映画を見ることにこだわらないし、コロナの…
もっとマメにブログを更新しなければと思いつつ、日々の仕事や飲酒に追われて、ついついサボっておりました。なにしろフリーライター業の他に古本屋もやっているし、天気がよければ昼飲みにも出かけなきゃいけないから、忙しくてしゃあない。どうしたって、…
昨年公開された映画の私的ベストテンを「映画野郎メルマガ」2016年1月8日 vol.380に寄稿したけれど、無料メルマガなのでこちらにも同じものをアップしておく。01位:グリーン・インフェルノ 02位:マッドマックス 怒りのデス・ロード 03位:カリフォルニア・…
先の文学フリマで頒布された映画評同人誌Bootlegの新刊『Bootleg CATALOG』のために書いたけれど、〆切りに間に合わず未掲載となった『ノーマッズ』のレビューを以下に掲載します。 ジョン・マクティアナン監督には、『プレデター』を筆頭に『ダイ・ハード』…
8月(昨年の話ね)に見た映画は8本でした。 スキャナーズ(8/6 キネカ大森)★★★ 初めて見たけどおもしろいなー。ラストはワハハ本舗の力み寄席みたいだった。 ザ・ブルード 怒りのメタファー(8/6 キネカ大森)★★★ クローネンバーグのキモさ全開でおもしろか…
いまさらながら去年の映画鑑賞の記録をアップするわけですが、7月はたったの2本しか見ていない! なんというていたらく。 夜の大走査線(7/22 新橋文化劇場)★★★★ 警察署長に「もう列車はないぞ」と言われたシドニー・ポワチエが「いや、火曜はあるんだ」…
6月は10本見た。 オブリビオン(6/11 TOHOシネマズおおたかの森)★★★★ キュリレン子、かわいい。 閉ざされた森(6/13 DVD)★★★ コメント依頼のために再見。サミュエル羅生門。 HERO/英雄(6/13 DVD)★★★ コメント依頼のために再見。ジェット羅生門。 戦火の…
そして5月分。あらためて書き出してみて、2本しか見ていなかったことに我ながら驚いた。映画も見ないで5月は何やってたのかといえば、朝から飲みに行ったり、事務所のパソコン買い替えたり、広島まで死刑囚の絵を見に行ったりしてたのだった。あと、この…
すっかり映画鑑賞の記録をアップするのをサボってましてね。鑑賞時のメモを掘り起こすのが大変でしたよ。ほとんど掘り起こせてないけどね。本数はそこそこ見てるな。まずは4月分だけ更新。 天地明察(4/2 DVD)★★★ 感動的なシーンにいちいち余計なBGMをカブ…
「人喰い映画祭」を主催しておきながら、現実の映画祭ってものにはほとんど行ったことがなかったのだが、今回、初めてカナザワ映画祭に行って来た。目的はもちろんウィリアム・キャッスルの『ティングラー 背すじに潜む恐怖』(1959年/日本未公開)のギミッ…
どうも映画見るペースにムラがある。まんべんなく見なきゃいけないってモンでもないが、もうちょっとこう平均的に見られないものか。自分には“映画期”と“読書期”と“ゲーム期”があって、それぞれは両立できないから、たとえば一旦、読書期に入ってしまうと、…
マニタ書房を開店して以来、昼から夕方にかけて動き回ることが困難になったので、劇場公開の新作を見に行く機会が減ってしまったな。その分、店番しながらDVDを見られるので、店での視聴環境(機材)をもう少しグレードアップしたいな。 あと、今月(2月)…
1月は13本。自分にしては見た方だと思う。最近は店番しながら映画見てることも多いからね。 ホビット(1/2 TOHOシネマズおおたかの森)★★★ 娘と鑑賞。たのしかった 奪命金(1/8 シネマート六本木)★★★★ 気のいいヤクザ、パンサー(ポウ)を演じたラウ・チン…
2012年にとみさわが見た劇場公開映画のベストテンを記録しておく。 孤島の王(原題:Kongen av Bastoy/監督:マリウス・ホルスト) これまで見てきたなかでずば抜けてパンクな映画。パンクというのは過激という意味じゃない。持たざる者の魂の叫びだ。終盤以降…
これまで007シリーズは断片的にしか見たことがなくて、1作目さえも見ていなかった。聞いた話では、公開中の最新作『スカイフォール』を見るなら、できればその前に『ゴールドフィンガー』だけでも見ておいた方がいいという。そこで、この機会に1作目から順…
そして11月の前半はレンタルDVDを中心に、後半は劇場を中心に映画を見ていた。そこに深い意味はない。月末には、名古屋までセドリ〜のドライブにも行った。夢にまで見た(ホントに見た)味仙の台湾ラーメンが予想の30倍ぐらいうまかった。そのうちレポート書…
映画の記録をアップするの忘れてた。まずは10月分。 ウェイバック -脱出6500km-(10/1 銀座 シネパトス2)★★★★ シベリアの収容所から脱走した5人+1人が、バイカル湖畔を抜けモンゴル、中国、ヒマラヤと歩き通していくなかで自由の意味を知る “ロングウォー…
9月は札幌まで古本の仕入れ旅行にいってきたわけだが、帰りの新千歳空港内の映画館(じゃがぽっくる劇場!)で時間が合わずに『ロボット』を見損ねたのが痛恨の極みであった。それ以外は、食い物うまく、酒もよし、本の収穫もたっぷりあって、道が広いから…
試写状を2枚もいただいておきながら、宣伝ビジュアルがどうにも趣味に合わず、 結局ブッチしてしまっていた『桐島、部活やめるってよ』。ところが、公開後に見た人達の評判がやたらといい。 みんな言うんだ「傑作だ!」って。だからって、ひょいと手のひら…
アメイジング・スパイダーマン(8/6 MOVIX亀有)★★ あらゆる面でサム・ライミ版の劣化。ヒロインを愛しのキルちゃんから変えてわざわざ撮り直す意味あんのか。ダサいと評判のエンディングも、そもそも本編からして退屈だったのでどーでもいいわ。 コナーズ博…
7月は6本。ま、ちょっとずつリハビリしていくので。 炎628(7/5 吉祥寺 バウスシアター)★★★★ 爆音映画祭にて。 白ロシア、ソビエト社会主義共和国でナチが焼き払った村の数が628。その惨事に巻き込まれた(きっかけを作ったとも言える)少年の目を通してナ…
見たい映画はいっぱいあるんだけどなあ。 ビッグ・ボーイズ(6/4 シネマート六本木試写室)★★★★ 自己申告制というルールのせいで前半ノれなかったのだが、それが後半になって活きてくるとは。 シャーク・ナイト(6/19 京橋 テアトル試写室)★★★ 野性のサメの…
5月はなぜかももいろクローバーZを見にマレーシアまで行ったり、事務所兼古書店の開業準備を始めたり、その他いろんな雑事に追われて、見られた映画はたったの4本。でも、その4本が4本とも傑作という引きのよさ。というか、おれはおもしろそうだなと思…
4月分はこれで漏れがないかな? 最近見る本数が減ってきてるね。まあ書き物仕事と並行して事務所開設の準備もしていて忙しいからってのもあるんだけど。 第九軍団のワシ(4/14 渋谷 ユーロスペース)★★★★★ 決闘、集団戦闘、肉弾戦、追跡行、奇襲、生け贄、…
マンイーター(3/1 シネマート六本木試写室)★★★★ パンフ用解説原稿のために再度試写へ。喰われた人数、ワニサイズの確認など。 ヒューゴの不思議な発明(3/1 TOHOシネマズ六本木ヒルズ)★★★★ サシャ・バロン・コーエンの3D飛び出し超ドアップに笑った。 ナ…
2月に見たのはこんなもん。『アバター』は3D効果云々は別にして、とてもテレビロードショーっぽい映画だった。白人酋長ものだからってのもあるけど、青いひとが翼竜にまたがって空中戦を繰り広げるバカバカしさは“テレビジョン”によく似合う。 マンイータ…
おれは映画が見られるだけで幸せだから(じゃなきゃ人喰い映画300本も見てらんない)、つまんないという理由で映画を批判したりはしないし、つまんなくてもそのつまんなさを楽しんでいたりはする。つまんないことはなんておもしろいんだろう、とは早川義夫は…
2011年度最後の映画鑑賞記録。 喜劇・特出しヒモ天国(12/3 銀座 シネパトス 川谷拓三特集にて)★★★★ 森崎東が得意とする流れ者への讃歌。笑いの合間に垣間見える愛情のこもった批評眼が素晴らしい。川谷、山城、殿山、川地、池、芹という最高すぎる出演陣。…
先月より1本多く見られた。少しずつリハビリしていこう。 マジック・ツリーハウス(11/13 シネマート六本木試写室)★★★ 親子試写会というものがあったので、みかん先生を連れていって一緒に鑑賞。4つのエピソードを4つのメダル集めというクエストでつない…
10月は3本しか見ていない。それどころではなかったのだ。 SR サイタマノラッパー(10/2 DVD)★★★ 自分がどういう状況におかれているかで、この映画の感想は変わる。自分は、よりによって最悪のタイミングで見てしまった。キッツいなあ……。もちろん、つまん…