どう考えても今日は映画を見に行ってる場合じゃないので、もう8月分をアップしておこう。今月は10本見た。数は少ないけど、いい映画ばかりだったな。『ベスト・キッド』も『特攻野郎』も見てないけど。来月は見にいけるだろうか。
- 緋牡丹博徒 お命戴きます(8/3 浅草名画座)
- 拳銃片手のお竜△〜。
- 麻雀放浪記(8/3 浅草名画座)
- 焼け跡の特撮を担当したのは成田亨!
- 着流し百人(8/3 浅草名画座)
- 簀巻きにされて河原に捨てられている川地民夫のいい笑顔。
- 意志の勝利(8/4 DOMMUNE)
- 政治をすることの究極の快楽が映像になっていた。
- 日本一の色男(8/5 浅草新劇場)
- 「会社のため? とーんでもない。オール自分のため!」
- 美味しんぼ(8/5 浅草新劇場)
- 黄金の野郎ども(8/5 浅草新劇場)
- 裕次郎の映画はだいたいいつも退屈。
- バード★シット(8/7 吉祥寺バウスシアタ―)
- 大傑作。主演のバッド・コートももちろんいいが、やはりアルトマンの手腕が光る。ラストシーンはあの展開だったら普通屋外で撮りたくなるところを、あえてドーム内でやってみせたところに天才性を感じた。
- making of LOVE(8/13 八重洲 美学校)
- 内覧試写にて。あまり現代の邦画は見ないのだが、こういうのを見ると邦画もいいもんだよなあと思う。
- 全裸でメガホンをとる古澤監督の体当たり演技がチャーミング。
- ハロルドとモード(8/21 吉祥寺バウスシアタ―)
- 『バード★シット』に続いてバッド・コート主演映画の二本目。これまた大傑作。
- ハロルド(19歳)がプレゼントした記念メダルを受け取って感謝すると同時に海へ投げ捨てるモード(79歳)。唖然とするハロルドにモードは言う。「だってこうすれば一生失くさないもの」。自分のミスによる喪失は悲しみを生むが、自分の意思で海の底へ置いたのなら喪失の悲しみは生まれようがない。見事な表現に圧倒された。