2月に見た映画

2月に見たのはこんなもん。『アバター』は3D効果云々は別にして、とてもテレビロードショーっぽい映画だった。白人酋長ものだからってのもあるけど、青いひとが翼竜にまたがって空中戦を繰り広げるバカバカしさは“テレビジョン”によく似合う。

  1. マンイーター(2/1 シネマート六本木試写室)★★★★
    • 原題「ROGUE」。グレッグ・マクリーン5年前の監督作。人喰い映画マニアのおれがこんなこと言うのもなんだけど、人喰い映画とは思えないほど格調高い良質な○○映画(まだ内緒なの)。サイズも食欲も一級品。
  2. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2/4 DVD)★★
    • いつの間にか味方キャラが増えていたり、新しい設定が追加されていたりして、ずいぶんズルい映画作りをするなあ、と思いつつ、でもマイケル・ベイのそういういい加減さ、案外嫌いじゃない。
  3. 究竟の地 岩崎鬼剣舞の一年(2/7 渋谷 映画美学校試写室)★★★
    • 岩手の郷土芸能「鬼剣舞(おにけんばい)」を追ったドキュメンタリー。
    • 同監督の前作「面打/men-uchi」で顕著だった“音”の快感が、本作でも十分に発揮されている。ラスト近く、庭元の勇市さんが踊る場面での松明のはぜる音に陶酔。
    • エキサイトでレビューを書いたのでよかったらどうぞ
  4. ぼくのエリ 200歳の少女(2/7 DVD)★★★★
    • 見る順序が逆になってしまったが、リメイク版(モールス)が割合にこのオリジナルを忠実になぞっているのがわかった。
    • 家に帰ってきた少年がミニカーのドアを次々に閉める心理描写などうまい。
  5. メジャーリーグ(2/16 DVD)★★★
    • ブードゥー妖術師セラノとタカ(石橋)のライバル関係は何度見てもおもしろい。
    • レイオフのラスト、稲妻カットにしたリッキーが満を持して登場するシーンもまた、いつ見ても魂が震える。当時、劇場で見た感動の記憶があるから尚更だ。
  6. J.エドガー(2/16 TOHOシネマズ六本木ヒルズ)★★★★
  7. ライフ・イズ・デッド(2/16 シネマート六本木)★★★
    • ゾンビが差別される社会で家族の絆を描く。キャラ配置が絶妙。ゾンビバリエーション物としては出色の出来。
  8. アバター(2/17 金曜特別ロードショー)★★★
    • 家のテレビ(2D画面)で見ると、おどろくほどCG臭いので笑った。3Dは七難隠すんだなあ。
  9. メジャーリーグ(2/21 DVD)★★★★
    • マジもんのメジャー球団が舞台なので、ラストの迫力は3作中でも随一。
  10. 七年目の浮気(2/21 DVD)★★★
    • トム・イーウェルとモンローがデートで見に行くのが「大アマゾンの半魚人」。
    • で、映画を見終わって外に出たところで、例の有名な地下鉄の通気口のシーンになる。