8月に見た映画

忙しくてなかなか映画を見に行けない。なのになぜかお金がない。ゆえに映画館にも行けない。ダメなスパイラルにはまっている。貧乏ヒマなし。

1. ホタル（8/1　浅草 名画座）★★
   • 丹頂鶴の真似をする健さん、最高。
2. 暴力金脈（8/1　浅草 名画座）★★★
   • 野良猫を潰して作ったニャンバーグを梅宮に食わせるニワカ総会屋の松方。
3. 九ちゃん 刀を抜いて（8/1　浅草 名画座）★★★★
   • 勤労意欲ゼロな茶店のニート息子が江戸で立派な侠客を目指すが、腰に差してる刀は赤サビ。坂本九版「さや侍」。
4. ピラニア３Ｄ（8/5　月島 ブロードメディアスタジオ試写室）★★★★★
   • 人喰い映画のエッセンスを抽出して天日で真っ赤にぐつぐつ煮染めたような映画。ハイスピード＆ハイテンションでぶっ飛ばす真夏の湖畔の挽肉工場。
5. ツリー・オブ・ライフ（8/13　渋谷 東急）★★★
   • 数える程しかセリフがない中に膨大な感情を詰め込んだ生命の叙情詩。個人的にはアメリカの父親像の敗北宣言が描かれていたのが興味深かった。
   • この映画はあんまり難しいこと考えず、宇宙怖えぇー！とか、親父の恐怖政治はまちがってる！とか、子供の頃、家の前で母ちゃんが腕組みして立ってるのって怖かったよなー！とか、そういう感想でいいと思うよ。
6. 猿の惑星 創世記（8/22　六本木 20世紀フォックス試写室）★★★★★
   • なぜ人類と猿との支配構造が逆転したのか、その理由を映像化した作品。何をどう撮ったって文句言う人は言うだろうけど、生物パニック映画としては完璧に近い。
   • 贅沢を言えば、オリジナルのあの映画史に残るラストのような、象徴的なショットがあればなおよかった。