売れろ、コレクション本!

古本コレクター系ブログとして、ひそかにライバル視しているahoaho-expoが本になったよ。全国の書店にまんべんなく並ぶタイプの本ではないので、週末にでも三省堂紀伊國屋書店あたりに出掛けて買おうかな……と思ってたら、あっさり職場の近くの文教堂で買えた。

アホアホ本エクスポ

アホアホ本エクスポ

全175ページの中に、アホな本が80冊以上も紹介されている。しかも豪華オールカラー。新書サイズで、表紙にはビニールカバーまで掛かっている。早川のポケミスっぽいけど、内容が内容なんで“バカが作ったポケミス”という感じだな(褒めてるつもり)。しかも、こんなに贅沢な作りにもかかわらず、定価はたったの1,280円。これは出版の相場からしてかなり安いほうだと思う。
読む前は「すでに持ってる本ばっかり載ってたらつまんないなー」と心配してたんだけど、なんと1冊も持ってる本が出てこなかった! これはすごい! ようするに、それぐらいアホアホ本の世界は裾野が広い、ってことだね。
しかし、コレクションを紹介するタイプの本ってさあ、ハッキリ言ってそんなには売れないわけよ。まして、その対象がマニアックなもんだったりすると尚更でね。おれとか自分で経験してるからよくわかるんだ。だからこそ! 『アホアホ本エクスポ』は、ちゃんと売れてほしい! そう思うねえ。