フリンジは男の振り袖

尊敬するアーチストとして昔から著書も愛読してきた横尾忠則の、はじめて読書目的ではなくコレクションとして買ったのがこの本。


『芸術は恋愛だ/横尾忠則』(PHP研究所

お茶目だよなー。そもそもおれはエルビスが好きでね。いや、ちがう。エルビス本人というより、“エルビスの格好をしているひと”が好きでね、だからこんな表紙の本を見つけたら、それが横尾さんであってもなくても買うに決まってる。

この本を最初に見つけたのは、毎度お馴染みブックオフだったわけだけど、そんとき手にしたやつは表紙カバーに少し水濡れの跡があって、微妙にシワが寄ってたんだな。本の状態にはあまりこだわらない人間だけど、さすがに水濡れはイヤだ。そこで、とりあえずタイトルと版元だけメモして帰ってヤフオクで検索したら、タイミングよく状態のいいものが出品されていたので、あっさりと落札。300円だった。