そろそろ、きんさんぎんさんが熱いのではないか、と思っている。
いちおう、お二人がまだ元気な頃から注目はしていて、童謡のCDを出したと知ったときにはレコード屋にすっ飛んでいって新譜で買ったこともあるおれだが、グッズを本格的に集めようとまでは思わなかった。やっぱさあ、大人気のときに飛びつくのってやじゃない? みんなが騒いでるときには、ちょっと距離をおきたくなるんだよね。
だが、彼女らも亡くなってもう8年ほど経った。もうそろそろいいんじゃないか。……というか、もうそろそろ、きんさんぎんさんが“くる”のではないか? そう思って、最近ちょこちょこときんさんぎんさん関連の書籍を買い集めたりしている。
最近読んだのはこの本。
『きんさんぎんさんの百歳まで生きんしゃい/綾野まさる編』(1992年/小学館)
とてもいい本だった。長生きしたくなる。いま、世の中は不況だのなんだのと言われているが、それでもとくに人類が破滅することもなく続いているのは、蟹江ぎんさんが1992年の元旦に名古屋の弘法大師に「全世界が幸せであるように」と、お願いしてくれたからだというのを、おれはこの本を読んで初めて知った。我々はきんさんぎんさんにもっと感謝しなければいけないよな。
あと、この本は挿絵がとてもいい。
▲二人の子供時代の入浴シーン(読者サービス)。杉作J太郎が描いたのかと思った。
他にも、まだ買ってないけどこの本とかもいいよね。ジャケ買い必須。
きんさんぎんさん百年の物語―日本一長生きのふたごおばあちゃん! (ドキュメンタル童話シリーズ)
- 作者: 綾野まさる
- 出版社/メーカー: ハート出版
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 単行本
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きんさんぎんさん関連グッズは、本の他にはレコードが何枚かと、あとテレカだな。これが思いのほかいっぱい作られてるんだ。これらをちょこちょこ集めていくだけで、けっこう楽しい日々が過ごせそうだ。