沖縄本島ブックオフ支店全制覇ツアー その2

そして夜が明けて、沖縄で迎える初めての朝!

どんより曇ってまーす。

でもいいよ。あったかいからね。2月なのに薄着で行動できるのはありがたい。それに、いつもは1日に10軒まわったりするのに比べれば、今回は正味3日で6軒まわるだけで、しかも、夕べのうちに1軒済ませているから、気分的にもずいぶんラクだ。

軽快な気持ちで朝ごはんを食べに行く。向かうのは、美栄橋駅と県庁前駅のちょうどあいだぐらいのところにある24時間営業の定食屋「お食事処みかど」。ここで「ゆしどぅふ定食」なんてものをいただく。薄味の汁に崩し豆腐が入ったものと、玉子焼きと甘塩の焼き鮭。あとサラダ。


▲この豆腐汁が「ゆしどぅふ」っていうんだと思うけど、おいしい!

食事が済んだら、県庁前まで歩いて、そこからゆいレールに乗って「おもろまち」というおもろい名前の駅に行く。駅前にあるレンタカーの配車センターに予約を入れてあるのだ。しかし、開店までまだちょっと時間がある。そこで、向かい側にあったGEOで時間つぶしをする。今回、古本以外の買い物はとくに考えていなかったのだが、中古DVDの棚を見ていたらまだ所有していない人喰い映画が3本あったので購入。

さて、レンタカーの窓口がオープンしたので、マイカーと同じ車種を借り出して、いよいよ沖縄でのドライブだ。クルマをスタートさせた頃には雲もなんとなく晴れてきた。で、沖縄で2軒目のブックオフ宜野湾市店」に到着。

ここでは、ブックオフに行くたびに必ず探している「竹内力セーターズ」をいきなり発見した! うひゃひゃー!

これはどういう本なのかというと、萬田銀次郎でお馴染みコワモテの竹内力が、まだ爽やか青年キャラで売り出していた頃にセーターの編み方ブックのモデルをやっているという逸品だ。現在のイメージとのギャップがありすぎてたまらない。以前、所沢の古本市で掘り出してきて、店に持ち帰ったその日のうちに売れてしまった。そういう動きの早い商品は、古本屋としてはこれ以上ないほどにありがたい。マニタ書房の看板商品にしたいほどだったので、それがふたたび手に入るなんて最高だ。もうこれで沖縄まで来た意味は十分すぎるほど果たしたな!

結局、この店では竹内力セーターを筆頭にいい本がたくさんあって8冊購入。そして次に向かったのは、今回の旅のいちばんの目的地でもある「那覇小禄店」だ。

ここでは6冊を購入。なぜ、ここが最大の目的地なのかというと、ここはブックオフの日本最南端支店なのである。とうとう、この地を踏んだぜー!

続いて4軒目の「那覇与儀店」へ行き、13冊を購入。

この時点で時計はまだ午後2時。だけど、今日の予定はこれで終わりなんだもんね。ちょうど天気も晴れてきたことだし、あとはおたのしみタイムだ。まずはクルマをホテルの駐車場に入れて、シャワー浴びたらビールでも飲みにでかけよう!

その3へ続く)