第14湯目「美登利湯/足立区17番」

また北千住に来た。通勤経路のターミナル駅だし、いいカンジの酒場もいっぱいある町だから、途中下車にはうってつけ。ブックオフもある。でも、今回はそっち目的ではなく、風呂に入りにきた。

14湯目は「美登利湯」だ。東口を出て、学園通りをずんずん直進し、突き当たりをクイッと左折すればすぐにある。

広さとしては、そうねえ、中くらいってところかしら? なんでオカマっぽいのかしら? 駅からはやや離れているし、地元の住民ぐらいしか利用しないのなら、いまはこれぐらいがちょうどいいのだろう。よそ者のおれも狭いぐらいのほうが落ち着く。建物は狭く、浴槽は広く! が銭湯の理想だな。

だが、浴槽もそんなに広くなかった! 壁画もない! でも、いーんだ。男湯と女湯との境の壁がタイル画になっていて、オランダみたいな農村風景が郷愁を誘う(行ったことないけど)。浴槽の左端には蛸壺状のジェット風呂があって、そこにズボリと浸かって泡の集中砲火を浴びるとたまらなく気持ちいい。

ゆで蛸が出来上がったら、ふたたび駅方面へ戻り、「かぶら屋」北千住店に腰を落ち着ける。お茶の水店にはちょいちょい行っていて、いつももつ焼きを食ってるけど、こちらの店には鮭ハラス(串焼きは珍しいな)があったので、酎ハイとともに注文。

いーい色だ!