よみがえれ粘着力

古本、矢の如し。

前回紹介してから1年と8ヶ月も経ってしまった。何がって、ブックオフの値札ボールである。あの頃に比べて、ブックオフめぐりをする頻度は多少下がりはしたものの、相変わらず古本屋通いの生活は続いている。もちろんブックオフにも行っている。おかげ様で値札シールは溜まる一方だ。

わかるだろうか。1年8ヶ月前の状態から、およそひと回りほど成長している。

値札シールは、思ったよりも粘着力が弱い。本から剥がそうとするとなかなか剥がれてくれないのだが、ひとたび剥がしてしまうと、なかなか“値札玉”に貼り付いてくれない。ジッポーオイルで剥がしたときに、オイルの影響で粘着力が弱るのかもしれない。あるいは玉を指でぺたぺた触っているので、指のアブラが粘着の邪魔をしているのかもしれない。

古本から剥がした値札シールを、玉に貼り付けた直後はいい感じなのに、少し時間が経ってくるとぽろぽろ剥がれてきてしまう。なので、この写真ではちょっとわかりにくいが、ところどころセロテープで補強してあったりなんかする。セロテープの嵩(かさ)の分、玉の大きさが少しだけ水増しされていることはいまのうち正直に打ち明けておこう。

いつかギネスブックが取材しにくるかもしれないしな!